『DJ』について、いろいろと表現方法はあるかと思います。
私見ですが、DJとは「音を使って演出するアーティスト」だと思っています。
私の場合、クラブだけでなく結婚式のホール、カフェレストラン、学校、演劇のホール、ショーステージ等でDJを行いますが、それぞれ、いらっしゃる客層が全く異なります。
そのシチュエーションに合った選曲・構成でDJプレイを行い、お客様に楽しんでいただくのが、DJの一番の仕事と考えています。
具体的には、イベントの場所、当日用意される機材、イベント全体の主旨、主催者の経歴・性格、来場されるお客様の年齢層・服装、当日のタイムスケジュール、照明、空調、食べ物、飲み物にいたるまであらゆる状況に合わせた選曲を行います。
この状況によって、私の場合は、選曲の種類、1曲あたりのプレイ時間、BPM(テンポ・曲のスピード)、音量などに、特に注意を払いながらDJプレイを積み重ねていきます。
単純に「チキチキ」(専門用語では主に「スクラッチ」と呼ばれる類です)をしていればよいというものでは、決してありません。
同じ1曲であっても、タイミング・前後の曲・音量などで全く違う雰囲気になってしまうあたりが、DJの難しいところでもあり、オモシロいところでもあります。
一生懸命DJをやって、お客様に喜んでいただけたときは、何者にも変えがたい充実感があります。
まさに、生きててよかった、と思う瞬間です。
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